SpecialistsKitt と Ken の Kennedy 夫婦による良質なオルガンラウンジポップ。ほぼ同時期のアルバム「Who Will Buy?」も名作でしたが、こちらも過剰なほどシンプルな名曲カバーが並ぶ佳作です。 #15521
|
The West Coast Pop Art Experimental Band石油王のボンボンであり何も楽器が弾けないボブ・マークリーがモテたい一心でLaughing Windを乗っ取って作ったサイケバンドの名作であり珍作でもある。フランクザッパのFreak Out!収録曲の再アレンジ版やヴァンダイクパークスの楽曲などもあり、楽曲的には名作揃い。バンドの肝になっていたのはマイク・カーブに気に入られ後にThe Smokeを作るマイケル・ロイド。歪んだ人間関係のまま発展するバンドは、その後も独特のサイケデリアを深めていくことになる。モテたい気持ちから始めてもそれなりに続けられれば、それなりの地点に到達するものなんですな。 genre = サイケ・ヒッピー Psych, Hippies
#15764
|
Rick Wilhelm & Rosemary Wilhelm70年にNY上院議会で読み上げられた中絶反対のための原稿「生まれていない子供の日記」をMark Fox Family Ministriesという伝道団体が音源化。ゴスペルカントリーのアーティストによって制作された。A面がポップな曲も含んだ楽曲面。B面がBGM付きのストーリー。Markie自身はムシ声で、メロウなエレピをバックに、堕胎手術が行われるまでのお腹の中からの本人視点で語られ歌われます。残念ながら盤質イマイチ&ヒートダメージのためA1とB1が再生不良のため、原価割れ特価で。 #15687
|
The Tymes¥5,500
ST-57345 LP カナダ盤
media: VG+ sleeve: VG+
Amazing GraceやSonny Salsburyなどをシンプルに演奏する典型的なCCMバンドと思いきや、キャロルキングのタイトルチューンやロジャニコWe've Only Just Begunなども演奏するカナダのソフトロックグループ。We've Only Just Begunはさりげなくありそうでなかったリハモが施されていて面白いです。 #15695
|
Paul Ryan双子の兄であり、のちにカメラマンとしても大成するBarry Ryanとのコンビでヒットシングルを連発したUKの才人。ある時期からは表に出るのはやめ、裏方に回り、フランクシナトラやダナなどに曲を書いたりもしていた。B面「Hellow Hellow」の美しいメロディはもっと評価されるべきですね。 genre = フォーク・SSW・AOR Folk, SSW, AOR
#15665
|
V.A (for McDonald's owners operators)マクドナルドのオーナーと店員用のレコード。1979年〜81年の間に行われたキャンペーン用に制作され、色々な歌手がタイトル名のコマソンをひらすら歌っている。ポール・アンカ、ロナルド、ローズ・ロイス、グロリア・ゲイナーなどのほか、テレビ放送された本編やスペイン語版など、様々なアレンジ違いの楽曲が楽しめます。この時期ならDEVOやCarsくらい入ってても面白かったと個人的には思いますけどね。 #15783
|
Ganim's Asia Minorsアルメニア系アメリカ人Charles Ganimianによる激レア・シングル。オリエンタル・ロックンロールという副題が付いたいかがわしいエスノポップで、B級変態エキゾロックンロールコンピ”Jungle Exotica Vol.1”に収録されて知られるようになった。元々はアラブ系のトラディッショナル楽曲だったという話もある。 #15626
|
Hal Wallsウェストヴァージニア出身のラウンジミュージシャン。ヤマハYC-45Dオルガン、ピアノ、メロトロンを駆使してYou Are The Sunshine Of My Life、Feelings, Tie a Yellow Ribbonなどを弾き語り。ドラムもなかなかグルーヴィーですが、こちらはおそらくThe Four PopulairesのBilly Purcellがプレイしていると思われます。 #15802
|
Ron Furr今なお現役バリバリでエルビスのモノマネをするラスベガスショウビズエンターティナーであるロンですが、78年にナイル・ロジャース関連のミュージシャンを揃え、素晴らしいオリジナルアルバムを作り上げました。アップビートのキラーチューン「Hold Her」を筆頭にグルービー&メロウなAORナンバーが目白押し。プロデュース&作詞作曲はReid Brannonという人物が手がけており、ほぼこの人のアルバムと言ってもいいと思います。 #15516
|
Praiseカナダ産のCCM系AOR隠れ名盤!爽やかなギターカッティングにメロウなエレピ、ブルーアイドソウルなビートに女性コーラスと、必要なもの全装備の一枚です。 #15976
|
Ronny & The Daytonas2nd。モノ版。64年の大ヒット"GTOでぶっとばせ"のサーフ/ホットロッド・グループによる好ソフトポップス。スマッシュヒットを記録したA1"Sandy"をカシラに全曲メロウでとろけそう。ビーチボーイズ・ファン必携の名盤。Jan&Deanのアルバム「Save For A Rainy Day」みたいな雰囲気のB5"I'll think of summer"も素敵です。 #15799
|
Evie Tornquistこれをソフトロックと呼ぶのは若干間違ってるんだが、お洒落でグルーヴィーなものを求める向きには最高の1枚。まずはA4"Movin' in the spirit"だ。全体的にアンドレア・クローチとかラリー・ノーマンなんかがMOR曲を提供する中でこの曲、1曲だけ完全に世界が違っている。唐突にジョージ・ベンソンの70年代中盤あたりやらラリー・カルトンの1stソロ…まあ、そんなようなテイストのEarly AORっぽい雰囲気なのだが、とにかくかっこええのだ。針を落とした瞬間に「あ、当たった!」って感じだす。 genre = CCMソフトロック CCM Sunshine Pop
#15813
|
Russ 'n' Paul東部で活動していたらしいローカルSSWデュオ。随所で大いにコミカルアピールしちょりますが、全曲オリジナルの中身はまじめ。ウエストコースト調のギターサウンドにギャラガー&ライルみたいな爽やかでキャッチーなポップチューンを聴かせてくれます。ギター&エレピで参加してる Steuart Smith はのちにイーグルスに参加。 #15954
|
Gregg SurianoNY発のCCM系AOR、ヨットロック自主制作盤!アレンジは荒削りながら、メロウなエレピ、エロいサックス、女性コーラス、人の良さそうなボーカルなど、まさにピースなムード満点!緩めのパーカッションも心地よいです。バートバカラックやBJトーマスにも気に入られて、83年に2枚目のアルバムをリリースしています。 #15959
|
Ross BagdasarianMONO。チップマンクスの生みの親、デビッド・セヴィルが仮面を脱ぎ捨て本名ロス・バグダサリアン名義で勝負に出た66年のアルバム。代表曲の一つ "Gotta get to your house" や、オリエンタルエキゾのA4"NAVEL MANEUVER"、ツイストA5"YEAH, YEAH" などなど。A6"ARMEN'S THEME"は再録音ver.。従兄弟のウィリアム・サローヤンとの共作にして代表曲『カモナマイハウス』もやってるよ。チップマンクスのアニメの劇伴でおなじみの可愛い曲B2"MARIA FROM MADRID"も収録。楽しいね! #15961
|
Egberto Gismontiアナログシンセによる大胆なオーケストレーションを聴かせるジスモンチのプログレッシブなコンセプトアルバム。ジスモンチが音楽を担当したSF映画 Parada 88 の監督 Jose de Anchieta がジャケットを担当して、なにかファンタジーを表した組曲のようですが、歌詞や解説文は無いので謎です。映像化の企画もあったのでしょうか? B1の他、所々で使われるつんのめるようなドラムマシンの使用法は斬新! A Barca do Sol の Nando Carneiro がシンセなどでサポート。 #15967
|
The Unspoken WordNY発の男女混声アンダーポップ、ポップサイケグループの1st.アルバム。サイケなオルガンと浮遊する女性ボーカルが絡む68年らしい歪んだ世界観を基調にしつつ、洗練されたコーラスやストリングス、ブラスによるストーリー性のあるプログレッシブなアレンジなど、異常なほど完成度の高いサウンドに仕上がっている。サージェントペパーズはもちろん、クリサリス、THE FOOL、コーマス等が好きな人にもオススメ。 #15444
|
Van Dyke Parks4th。ちょ〜傑作ポップス!!ブレアラビット (ウサギどん キツネどん) を下敷きにしたレコードミュージカル。パークスの作詞作曲ですが、ほとんどの詞はリトルフィート人脈、元 Factory の Martin Kibbee とのコラボです。fe. Emil Richards、Robert Greenidge、Fred Tackett、etc。arr. Lennie Niehaus。 #15824
|
Sam Space and the CadetsThe Crampsのお気に入りを集めたコンピ『All Time Favorites Radio Show』にも収録のスペースエイジ・ムシ声・ノベルティーの傑作!ムシ声好きはマストバイ!! #15388
|
John Pfeiffer68年。電子音楽/ミュージックコンクレートもの。音響プロデューサーのジョン・ファイファーのピアノ曲やストリングスに電子変調を加えたり、タイプライターの音を編集したりした作品集。イマジナティブな雰囲気、特にA2"Reflection of a string"、A3"Drops"あたりはアンビエントな雰囲気がおもしろい。オイラはポップなA5"Take off"やスペーシーなB1"Forests"、B3"Orders"が好き。 genre = シリアス電子系 Electronics Serious
#15822
|