Ods Bodkinsテネシーの3兄弟によるフォークサイケ名盤。6弦+12弦ギターのアンサンブルが特徴的。演奏も歌も達者なのでサイケ特有の素人っぽさがなく、ひたすらルーラルな気分に浸れます。 #15970
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The West Coast Pop Art Experimental Band石油王のボンボンであり何も楽器が弾けないボブ・マークリーがモテたい一心でLaughing Windを乗っ取って作ったサイケバンドの名作であり珍作でもある。フランクザッパのFreak Out!収録曲の再アレンジ版やヴァンダイクパークスの楽曲などもあり、楽曲的には名作揃い。バンドの肝になっていたのはマイク・カーブに気に入られ後にThe Smokeを作るマイケル・ロイド。歪んだ人間関係のまま発展するバンドは、その後も独特のサイケデリアを深めていくことになる。モテたい気持ちから始めてもそれなりに続けられれば、それなりの地点に到達するものなんですな。 genre = サイケ・ヒッピー Psych, Hippies
#15764
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The Unspoken WordNY発の男女混声アンダーポップ、ポップサイケグループの1st.アルバム。サイケなオルガンと浮遊する女性ボーカルが絡む68年らしい歪んだ世界観を基調にしつつ、洗練されたコーラスやストリングス、ブラスによるストーリー性のあるプログレッシブなアレンジなど、異常なほど完成度の高いサウンドに仕上がっている。サージェントペパーズはもちろん、クリサリス、THE FOOL、コーマス等が好きな人にもオススメ。 #15444
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Mulatu Astatke & His Ethiopian QuintetLSD愛好家のドキュメントかと思いきや、エチオピアジャズシーンのパイオニアであるヴィブラフォン奏者Mulatu Astatkeの幻のデビュー作品。エキゾジャズに大量のSE、声、ノイズ、電子音がオーバーダブされた控えめに言ってハチャメチャな内容。もちろん再発されることもなく、ムラトゥのミッシングリンクアイテムとして高額で取引されてきた一枚であります。 genre = サイケ・ヒッピー Psych, Hippies
エキゾ・エスノ Exotica, Ethno
その他ジャズ Jazz Miscellaneous
生録・SE SoundScape,SoundEffects
#16021
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J Marks and Shipen Lebzelterモダンダンスの振り付け師にして、作家が本業だという Marks のフリークアウト・コラージュ・ロック名盤。様々な前衛文化人の声が切り貼りして使われており、実はカウンターカルチャーミーハーなだけなのかも。意図した、あるいは意図しない悪ふざけとアートの境界線をさまよう、凡百のコミューンものとは一線を画す緻密な内容。やってることはめちゃくちゃだが、演奏が想像以上にしっかりしているところも良いですね。fe. Gregg Smith Singers, Jake Jacobs, etc。 #15671
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Crazy People2000年頃の再発。詳細不明のカナダからのフリークアウトな奇盤。オルガンの利いたヘヴィーなロックからラウンジーな雰囲気までクレイジーにカットアップ。Rock & other Four Letter Words とか マクルーハン LP に連なる珍作。A1, B1,3 あたり好サンプル。イカレ具合の視聴はこちらで。 #15445
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Peppermint Trolly Co.Beach BoysからAssociationに繋がるポップなソフトロックと、68年らしいサイケデリックな実験性、ソウルフルなリズムなどが見事に合流というか、使い分けられた完成度の高いグループ。再評価されるのもわかりますね。一部 アレンジが chad stuart です。ロジャニコの"TRUST"やってます。色々なタイプの曲があるので、試聴はここでしていただいた方がよいかと思います。 #15417
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John RydgrenワードジャズならぬワードCCM?なモンドスポークン! 牧師/作家の Herbert Brokering の著作 "Worlds of Youth" を脚色した音声ドラマレコ。脚色、主演はヒッピー世代にアピールしたカルト クリスチャンラジオ番組 "Silhouetts" の DJ、John Rydgren。Rydgren の番組はサイケロックや、最新のスラングなど取り入れた型破りな世俗的スタイルで、プレ Jesus Movement なリスナー層にインパクトを与えていました。そんな番組スタイルをすっかり踏襲した本作は、言わばかたちはヒップで、メッセージがクリスチャンというめちゃ倒錯した世界を展開してます! 1曲づつ針をかける locked groove 盤。 #15313
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John Fred67年にビートルズの「Lucy in the Sky〜」のパロディソングが大ヒットし、あろうことかその時トップ1だった「Hello Goodbye」を1位から引きず下ろすという偉業を成し遂げたルイジアナのロックバンドの66年作シングル。全体的にスワンプ、サイケガレージ的なバンドですが、ブルーアイドソウルやニューオリンズ的なカラフルなアレンジまでこなす器用なグループでもありました。 #15186
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Jean Tristanフランス発の前衛暗黒系アシッドフォーク奇盤!おそらく色々な詩人の前衛詩に曲をつけている作品かと思われます。楽曲はTristan自身によるものですが、Bruno BarreやArnaud Rogersといった仏トラッドフォーク人脈のプレイヤーの力も大きいですね。しかしこの人、この一枚以外まったく情報が出てこないので、誰かの変名なのか、一枚で死んだかどちらかでしょうね。。 #15146
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Greenwich Village's Cafe Bizarre presentsビート文化の東の発信地だったNYグリニッチヴィレッジのビートニク達のポエトリーリーディング レコ。Cafe Bizarre はオフオフブロードウェイの流行りの流れで開店したコーヒーハウスで、詩の朗読、フォーク演奏などフィーチャーした界隈の店としては初期の店だそう (後にディランやヴェルヴェットアンダーグラウンドも出演)。ここに登場する数人の詩人は作家としては大成していませんが、ヒッピーに繋がるマインドが既に伺える当時の生なドキュメントとして貴重な逸品。謎のガールフォークシンガー Ellie Girl も2曲歌います。ジャケの気味の悪い頭像は同店の装飾品。fe. Stevenson Phillips。 #11548
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The 1970 Generationメロディセンスが光る謎のサイケポップグループ名盤。いたいけな子供が歌わされてるタイトルソングもイカしたコード進行のカップリング曲も最高!なかなか見つからない一枚です。 genre = サイケ・ヒッピー Psych, Hippies
#14639
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