その嗜好を多少目移りさせながらも
やはりいまだにその魅力に取り付かれている。
研究室レベルの発信音や、放送用のライブラリ
コンテンポラリーな電子音楽やテープエディティング、
エレクトロポップ、サイケデリックまで
電子デバイスの「違和感」をとりこんだ
ありとあらゆるレコードを紹介します。
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Mort GarsonMort Garsonによるとめどなくドリーミーでミステリアスなムーグサウンドの上に、女性のあえぎ声が延々と絡み続ける奇作!エッチエレクトロニクスの最高傑作! #16045
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Mel HenkeSTEREO。ピアニスト/作編曲家の傑作ラウンジ。コミカルなビッグバンド演奏にコーラス、生音のサウンドエフェクト、コケティッシュな女性ヴォイスを配した、ストレンジとおしゃれさが同居するモンド名盤!。A2,4, B1,3 などリコメンド。4オクターブの女声とテルミン?使用のエフェクティブなサウンドの B6 はスペースエイジラウンジ代表的な1曲。 #16232
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Perrey & Kingsleyご存知ペリキンの2ndアルバム。ポップムーグの代名詞のような彼らだが、実は前作ではまだMOOGは導入されておらず、本格的な使用は本作から。ディズニーエレクトリカル・パレードのテーマとしてリメイクされた"Baroque Hoedown"を収録していることでも知られているが、"One Note Samba" "Mas Que Nada"などのカバーも楽しい。サンプルを聴いてもらえばわかると思うが、ポップなのに猛烈にアヴァンギャルド。当時初めてこれを聴いた人はさぞかしビックリしただろうなー。 genre = 電子ポップ Pop Electronics
#16239
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Renato Mendes欧米人のムーグボサカバーと、ブラジル人のムーグ物はこうも違うものか。もはやどちらの大陸の音楽も聴き慣れているはずの我々だが、電子音で奏でられるあのコードワークやリズム、アンサンブルを耳にすると、改めて積み重ねられた歴史の根本的な違いにハっとさせられる。"A banda"、"Tristeza"、"Desafinado" など選曲。ジャケのミニムーグも最高! #16221
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Fred Freedモンドミュージック2001でも紹介されているJean Imageによる60年代のアニメ「ARAGO X-001」のレコード付絵本。時代を感じさせるヘッポコな宇宙船&ロボ&メカにノックアウト!Fred Freedによる電子音楽も最高なり。盤質イマイチ特価! #16162
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XX Century Zorroサイケデリック・ニューウェイヴとも言うべきイタリアの伝説的ブロジェクト。A1以外はすべて左右別々な音源が流れ続けている。よく古い音源の海賊コラージュという解説も見かけるが、実際はほとんどが奇跡的なバンドセッションによって得られたオリジナルの演奏音源であり、左右の別々に思われる音楽も時々嘘のように重なり、混沌と恍惚の混じり合った美しさを見せる。セッション自体もパンク的な要素は全くなく、むしろ例えばFaustのような、コミューンならではのメロディアス&グルーヴィーで大麻中毒的な明るさを持っている。オルガンと金管楽器というのも破壊衝動的ではない印象に寄与している。すべて計算されていたはずもないし、左右に分けたのもなるべく多くのセッション音源を入れたかったからだけなのかもしれないが、奇跡は意外とこういう風に出来上がるのかもなあと思わせる大名盤であることは間違いない。 #16172
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Electro-Sonic Orchestraジャンジャックペリーが伝道した初期の電子楽器Ondiolineをフィーチャーしたエレクトロニック・ラウンジ。中の人はDecca 系列のレーベルで活躍した実力派アレンジャーDick Jacobs。ムーディなオケにバリバリ電子音入ってます。"Mack the knife" など演ってます。コミカル&レトロな雰囲気の B5 や、A6 などリコメンド。 #16134
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Simone Fontanel-Brassartフランスの教育学者Simone Fontanel-Brassartがソノタではお馴染みのへっぽこ電子音楽ライブラリ作家Roger RogerとNardiniのスタジオで録音した知育電子音楽作品。というか、どう考えても音はロジェ&ナルディニそのもの。ライブラリの出版が中止されたこの頃の二人が志向していたミュージックコンクレートと電子音楽の融合がこの小さなシングルで行われております。16ページに渡る曲解説と理論がフランス語で書かれたライナーが同梱されてます。 #14624
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Jean Humenry (Patrice Sciortino orchestra)60〜70年代に仏UNI DISCから子供向けのシャンソンなどを数多くリリースしているシンガーソングライター。特筆すべきは、同じUNI DISCやMPIからポップで前衛的な教育アルバムをリリースしている現代音楽家Patrice Sciortinoがアレンジを担当していること。サンプルを聴いて頂ければわかる通り、アヴァンポップ的アイデアたっぷりの変わったアレンジの連続。B1ではおそらくOndiolineと思われる電子音が、ギロやウクレレに混じって登場してきます。オルガンのフレーズなども面白いです。 #16123
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Dick Hymanモーグ超定番アルバム。入門編かつ必携盤!!! "Moog & Me", "Topless Dancers" など収録。 #15936
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Android Sistersラジオドラマ"RUBY"のキャラクターだったアンドロイド・シスターズ!84年にリリースされた衝撃のテクノ+キュートなちょっぴりムシ声のLP。元祖Doopees!?ちょっと前に再発されたCDともちと内容違いますので必携でしょお! #15942
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Rocky Mount Instruments Inc. (Clark Ferguson)ソノタ的に電子オルガン名器 EXPLORER でおなじみロッキーマウント社のポリフォニックシンセのプロモーション用レコード。最初期のデジタルシンセの一つであり、300種程あるというジャケバックグラウンドに写っている波形プリセットパンチカードで音色を選べるかっくいい方式。ストリングス、ベル、オルガンなど各種音色や、シーケンス機能など活用した即興演奏など、性能を示すシンセ1台のみの生演奏でデモンストレート。Carlo Curley と Mike Mandel の演奏。 #15980
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Electropicテレックス(&リオちゃん)とオリジナル・サヴァンナ・バンドが出会った?フレンチ テクノポップ・バンド、エレクトロピックの初期シングル! B面アルバム未収の貴重盤です。 #15876
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Frank Harris Productionsエレクトロニックなサウンドメイキングを売りにした音楽制作会社のプロモーション用レコード。実際に使用されたコマーシャルを中心に、エレクトロニック楽器によるデモンストレーション録音などが収録されてます。詳細は不明ですが、フランク・ハリスはモーグ博士の会社に勤めていたらしい。※片面だけのプレスです。盤質イマイチ特価! #15775
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Jo Ann Seker and Marilyn Rundle (Music: Jean Jaques Perrey)見開きジャケ。2枚組。ほぼ知られていないジャン・ジャック・ペリー珍盤!1962年作の『Musique Electronique Du Cosmos』から5曲使用されています。それ以外の曲もすっとぼけたライブラリーなどが使われています。A面がセリフ入り、B面が曲のみ収録。 #15591
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ElectropicWOC。仏盤 81年。テレックス(&リオちゃん)とオリジナル・サヴァンナ・バンドが出会った?フレンチ テクノポップ・バンド、エレクトロピックの初期シングル! B面アルバム未収の貴重盤です。 #15376
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Raymond ScottDotカンパニースリーヴ。1963年。レイモンド・スコットが「Soothing Sound〜赤ちゃんの為の電子音楽」と同時期に制作した激レアシングルが奇跡の再入荷!一般発売された唯一のスコットの電子音楽なのでは?! みなさん事件ですぞ! Sonny Lesterプロデュース。 genre = 電子ポップ Pop Electronics
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J Marks and Shipen Lebzelterモダンダンスの振り付け師にして、作家が本業だという Marks のフリークアウト・コラージュ・ロック名盤。様々な前衛文化人の声が切り貼りして使われており、実はカウンターカルチャーミーハーなだけなのかも。意図した、あるいは意図しない悪ふざけとアートの境界線をさまよう、凡百のコミューンものとは一線を画す緻密な内容。やってることはめちゃくちゃだが、演奏が想像以上にしっかりしているところも良いですね。fe. Gregg Smith Singers, Jake Jacobs, etc。 #15671
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Bruce Haack & Miss Nelson1963年にブルース・ハーク、エスター・ネルソン、テッド・パンデルの3人によって設立されたディメンション5からの第1弾。そもそもはエスターの子どもダンス教室での自作電子楽器などを使用したピアノ伴奏の域を逸したブルースの音楽に子ども達が夢中になり、親からのリクエストでレコード化されたそうです。ジャズ、カントリー、ワルツ、エキゾ、ブレイクビーツなどなどイマジネーション豊かな多種多様な楽曲が、エスターや子どもたちの声そして電子音などと一緒にコラージュされています。おもちろい! gold label。 #15679
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Mocha Beans (Giampiero Boneschi etc)モカビーンズは Hot Butter に続くモーグポップバンドとライナーで紹介されてるけど、収録曲はどうも電子音系のライブラリー音源から集められているようで、架空のバンドの模様。音源はイタリア、フランス、ベルギー、ドイツから国際的な選曲。特にイタリア代表の Giampiero Boneschi は全体の2/3程を占めて、フィーチャーされてます。日光浴のBGMとしてどーぞ! #15693
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