電子ポップPop Electronics
十数年前、黎明期の電子楽器の音と存在感を再発見した我々は
その嗜好を多少目移りさせながらも
やはりいまだにその魅力に取り付かれている。
研究室レベルの発信音や、放送用のライブラリ
コンテンポラリーな電子音楽やテープエディティング、
エレクトロポップ、サイケデリックまで
電子デバイスの「違和感」をとりこんだ
ありとあらゆるレコードを紹介します。
20 items found    page: 1 
 


Renato Mendes

¥12,800
RGE  303.0026  LP  ブラジル盤  74年
media: VG++  sleeve: VG+  
SMSPL

欧米人のムーグボサカバーと、ブラジル人のムーグ物はこうも違うものか。もはやどちらの大陸の音楽も聴き慣れているはずの我々だが、電子音で奏でられるあのコードワークやリズム、アンサンブルを耳にすると、改めて積み重ねられた歴史の根本的な違いにハっとさせられる。"A banda"、"Tristeza"、"Desafinado" など選曲。ジャケのミニムーグも最高!

#15396

Exercize (Jean Jacques Perrey)

¥12,800
Black & White  JKL 42002  LP  US盤  82年
media: VG++  sleeve: VG+  

w/ insert。JJペリー関連でもあまり知られていない珍品。Jean Jacques Perrey と Harry Breuer のアルバム \"Happy Moog\" が伴奏音楽として全面使用されたエクササイズレコード!果たして許可は取ってるのかどうなのかどうなのよ!

#15174

Ron Geesin

¥2,500
Good Reading  ME2  7'  UK盤  74年
media: VG+  

60年代からラグタイムと現代音楽、声のコラージュ、70年代からは電子音楽にも手を出す孤高の変態音楽家の子供向け7インチ。朗読と音楽が交互に入るスタイルだが、B面後半に音楽だけのトラックも収録されている。ここでもちょっとホンキートンクなピアノとシンセと声のコラージュ、効果音などがごちゃまぜになった、子供には刺激が強すぎるサイケデリックな世界を表出している。なぜかクレジットがRon Geesonになっていて、本人がサイトで間違いを指摘している。残念ながらボードゲームになっているゲートフォールドジャケがなかったので、お安めで。

#15350

Electrosoniks

¥8,800
Philips  PHS 600-047  LP  US盤  62年
media: VG+  sleeve: VG+  

フリークアウト エレクトロニック! 50年代後半オランダの Philips Research Laboratories で録音された Tom Dissevelt と Kid Baltan の作品集。シンセサイザー実用以前のポピュラー音楽の世界で、研究作品とはいえこれほどピュアなエレクトロニック音楽は非常に過激で希有な作品。Limelight からの "Song of the Second Moon" と同内容です。 アップルストア銀座で行われた「Sketch Show+Towa Tei+小山田圭吾」のライブでも演奏された「Orbit Aurora」収録。

#15324

Harry Breuer & Jean Jacques Perrey

¥1,800
Pickwick  SPC 3160  LP  US盤  69年
media: VG-  sleeve: VG+  
見た目浅い傷多し。全体的にチリチリ多し

最高に可愛いポップなモーグアルバムです。ジャケットにはHARRY BREUERの名前しか記載されていませんが、実際はジャン・ジャック・ペリーとの共作アルバム。ニューヨークで仕事をしていた60〜70年の間、ペリー氏は作曲クレジットにも名を連ねているGARY CAROL氏が経営していたCAROL MUSICのビル中にスタジオを与えられていました。そこで知り合ったのがラグタイム研究家でありテレビやラジオで活躍していたポップラウンジジャズマレット奏者のHARRY BREUER。CAROL MUSICでCM音楽を沢山共作していた二人は、一緒にアルバムを作ろう!という話で盛り上がったのですが、ペリー&キングスレーとして契約していたヴァンガードとの問題でペリーの名前を表に出すことは出来なかったそうです…。作曲クレジットにあるPAT PRILLYはペリー氏のペンネームで娘さんの名前だとか。で、面白いのはこのPICKWICKというレーベルは貧乏レーベルだったので、他のミュージシャンを使うことが予算的に無理だったので、しょうがなくリズムマシンを使用したんだよ。ってペリー氏が言ってました。え〜、そうなのぉ〜! 貧乏でヨカッタ!盤質イマイチ特価!

#15309

Rolf Harris

¥1,500
Dübreq  MB 4  7'  UK盤  
33rpm。譜面含む解説書付き

67年に玩具として発売され大ヒット。デヴィッドボウイやクラフトワークなどが使用したことで唯一無比の楽器としても認知され、その後何度かリプロダクションされたスタイロフォン。Dübreq社自らレーベルを作り、ソングブック的な7インチ33回転アルバムを何枚も発売しますが、本盤は映画音楽をテーマにした作品です。ナレーションを務めるRolf Harrisはオーストラリア出身のエンターティナーで、スタイロフォン関連のほとんどのレコードに登場します。スタイロフォンの音は最初のチューニングの部分にしか出てこず、曲はバッキングのみ。ただもう一つの注目点はオケ中のメイン楽器として使われているオルガン音が実はオルガンではなく、イタリアFarfisa社のTranscordという電子アコーディオンであることです。むしろその不安定かつ繊細な音色の方が本盤の魅力かもしれません。

#15234

Arling & Cameron

¥4,800
Emperor Norton  EMN 7023  LP  US盤  2000年
media: NM  sleeve: NM  

渋谷系ファンのオランダ人、リチャード・キャメロンとジェリー・アーリングによる、ソフトロック、ラウンジ、ライブラリ作品愛満載のダブルアルバム。ハウスあり劇伴風ありアシッドジャズありブラジルあり、なんでもありのゼロ年代の入り口! オリジナルのアナログはだいぶ希少になってまいりました。試聴はここで。

https://music.apple.com/jp/album/music-for-imaginary-films/306302909

#15288

Dick Hyman On the Moog Sunthesizer

¥4,800
ABC Command  45-4136  7'  US盤  69年
media: VG++  

ジャズピアニストとしての華麗なキャリアに飽き足らず、Commandレーベルに2枚の衝撃的なエレクトロ作品を残し、90年代の世界的なモーグポップ発掘ブームの起点となったDick Hymanですが、このシングルはなぜかアルバム未収のおそらくプロモオンリーリリースのトラックです。しかもプレテクノポップとも言うべきマシーナリーなビートの上にフリーキーなゴリゴリモーグソロが疾走しててむちゃくちゃかっこいい!カップリングはボブディランのカバー。最近このオリジナルはあまり見かけないので、この機会にぜひ!

#15278

Jackpine Savage (Bruce Haack)

¥14,800
Dimension 5  D 151  LP  US盤  71年
media: VG++  sleeve: VG  
ジャケの淵に一部ギザギザの傷あり。左の写真参照。

自作電子楽器などで、真にオルタナティブな世界を創出したガジェット電子音楽の奇才 Bruce Haack のレアな変名盤!このレーベルの母体である子供向けダンス教室主催者 Esther Nelson さんや、子供参加で内容はいつもの雰囲気。イマジネーション豊かな多種多様な楽曲が、エスターや子どもたちの声そして電子音などと一緒にコラージュされています。silver label。

#15263

Exercize (Jean Jacques Perrey)

¥12,800
Black & White  JKL 42002  CT  US盤  82年
sleeve: VG+  
音サンプルはLPから。

Jean Jacques Perrey と Harry Breuer のアルバム "Happy Moog" を伴奏音楽として全面使用したエクササイズレコード「Energize Exercize」。WikipediaにもDiscogsにも自身のプロフィールにも載っていないまさに幻の珍盤だが、本作はそのカセット盤というさらなるレアアイテム。ジャケはLPの文字レイアウト違いで、右上にカセットが埋め込まれております。(音質は未確認です)コレクター向き!

#9289

Mr. Ondioline (Jean Jacques Perrey)

¥12,800
Pacific  90.338 B  7'  フランス盤  60年
media: VG++  sleeve: VG+  

ジャンジャックペリーの変名作、4曲入り EP。そもそも今日知られるペリー翁のエレクトロポップパイオニアとしての栄誉はこのプレシンセ電子楽器 ONDIOLINE との出会い無くしてあり得なかった。この発明楽器のデモンストレーターとなったペリーのプロモーション演奏を通じて出会ったエディットピアフの支援によって、ペリーのアメリカでの活動が実現したのでした。60年の渡米なので、本作はそんな転機を迎えたころの録音。オンディオリンの様々な音色を多重録音して、既にスタジオギミックの実験が開始されています。この後、オンディオリンはペリー&キングスレイ作品でも活躍、この次はモアベターよ! 覆面ジャケ! ※ジャケ裏面折り込み部分に書き込み跡ありますが、他はかなりきれいです。

#14671

Raymond Scott

¥26,800
Epic  LN 24085  LP  US盤  64年
media: VG+  sleeve: VG+  
SMAPL,WOBC

MONO。レイモンド・スコットと言えばコレという方も多いでしょう。生後月別赤ちゃんのためのエレクトロポップ3部作の3作目!もちろんオリジナル。もう歩けるくらいにはなってるので、投げて割られる可能性が一番高かったという点でも最もレア。かも。

#15167

Raymond Scott

¥26,800
Epic  LN 24084  LP  US盤  64年
media: VG  sleeve: VG+  

MONO。レイモンド・スコットと言えばコレという方も多いでしょう。生後月別赤ちゃんのためのエレクトロポップ3部作の2作目!もちろんオリジナルは近年ますます価格高騰しております。年齢的にはちょうどハイハイする頃なので、踏みつぶされてずいぶん枚数が失われたという点でもレア!

#15168

Bruno Spoerri

¥7,800
ML  WA 1521  7'  スイス盤  72年
media: VG++  sleeve: VG+  

メトロノームクインテットのサックス奏者、電子音楽家のブルーノシュペリが Lansing Bagnall 社のフォークリフト宣伝用に制作した珍しいシングル盤。フォークリフトのスイッチ、モーター音や、電子音を挿入した前衛的で、やけにかっくいいプログレッシブロックになってます。fe. Thomas Mockel (g)。片面だけのプレスです。

#11853

Martin Denny

¥5,800
Liberty  LST-7621  LP  US盤  69年
media: VG+  sleeve: VG+  

エキゾ王デニーのモーグ アルバム。みよ〜〜ンとした "Quiet village" 収録です。他、バーデン・パウエルの "Canto de ossanha", トム"メキメキ"ジョーンズの "Love me tonight" など味わい深い。実はデニーは演奏してないと後年のインタヴューで告白。実際は編曲にクレジットされてる、ラルフ・カーマイケルとのモーグ作もある Clark Gassman の制作だったのでしょう。A1B1に凹んだような箇所があり、何回か低いノイズが入ります。

#2939

Dick Hyman

¥3,600
Command  938 S  LP  USA  1969
media: VG++  sleeve: VG++  
DH

モーグ超定番アルバム。入門編かつ必携盤!!! "Moog & Me", "Topless Dancers" など収録。

#14987

First Moog Quartet

¥2,400
Audio Fidelity  AF-181  7'  US盤  72年
media: VG++  
promo

ムーグ!byガーシュン・キングスレイのソロ名義。72年リリースの「Popcorn」からのシングルカット。音圧高めでいっただっきま〜す!!

#14808

Jean Humenry (Patrice Sciortino orchestra)

¥3,500
Reflets  SM 17 M-373  7'  
media: VG++  sleeve: VG+  

仏盤。60〜70年代に仏UNI DISCから子供向けのシャンソンなどを数多くリリースし、現在も活動を続けているシンガーソングライターらしいです。特筆すべきは、同じUNI DISCやMPIからポップで前衛的な教育アルバムをリリースしている現代音楽家Patrice Sciortinoがアレンジを担当していること。サンプルを聴いて頂ければわかる通り、アヴァンポップ的アイデアたっぷりの変わったアレンジの連続。B1ではおそらくOndiolineと思われる電子音が、ギロやウクレレに混じって登場してきます。オルガンのフレーズなども面白いです。

#6266

Chapi Chapo (Francois de Roubaix)

¥15,800
Philips  6042.040  7'  
media: VG+  sleeve: VG  

75年。FRANCE盤。1974〜83年にフランスで放映されたパペット・アニメーションのシャピシャポ!常軌を逸した異常さは影を潜め割とまともに子どもちっくヴォーカルが収録されたヴァージョンです。ドルーベの繊細なメロディー・ラインが分かり易ーくなってマス!。コチラは人気がなかったのか、あんまり市場に出回らないレア盤す!*試聴はAB両面のメドレーです

#2987

Chany

¥1,800
Polydor  2056871  7'  
media: NM  sleeve: VG+  

仏盤 81年。映画音楽も手掛ける Philippe Chany のプロジェクトの模様。Dave Brubeck の変拍子曲 Unsquare Dance をエレポップ化した、ラジオ番組のテーマ曲 7inch。B面はそのロング ver.。

#7543

INFOMATION ABOUT HOW TO ORDER CONDITION VIEW CART