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ソフトロック応用編
Five Americans/Progressions

Five Americans

Progressions

ABNAK LP

テキサスはダラスのローカルレーベルABANKから発売された彼らの3rdアルバム。初期のガレージ感は薄れたけれど、ソフトロックファンにはたまらないナンバーが目白押し。ソフトなコーラスにタイトなリズム、時折のぞくガレージっぽさがたまらない!ソフロファンから60ビートバンド、ガレージファンまでマスト!ほとんどの曲がオリジナルなのも珍しい。キーボードのJohnは後にヴェンチャーズに加入することに。


Beverly Bremers/I'll Make You Music

Beverly Bremers

I'll Make You Music

Scepter LP

(DH) 72年。へそだし見開きジャケットで飛び跳ねてるのは、シカゴ出身の女優、ビヴァリー・ブレマースの唯一のアルバム。Gogglesのカバーシングル「ひとりぼっちの涙」のB面にも収められているGET SMART GIRLがなんて言っても最高!疾走系ソフトロックナンバーの中でもかなり上位に位置する傑作です。もうお馴染みの名盤ですが、聞いてない人はぜひ聞いてみてください!


Chad Everett/Chad

Chad Everett

Chad

Calliope LP

(DH, 内ジャケ隅に少し剥がれあり) マジカルな年、1976年作。"外科医ギャノン (Medical Center)" のギャノン役で一部にはお馴染み。最近ではリンチの "マルホランド・ドライブ" にも出てたね。凶悪な顔がストレンジな71年の1stに続く、多分2ndは表情のとおりちょっとアクが抜けて、サウンドもソフトに。AirplayのJay Graydonが全面的に参加してることからも、時代の通りのAORサウンドからジャジーな4ビートナンバーまで、渋い声でオサレにきめてます。大好きな1stは勧めづらいけど、こちらはぜひとも試聴ヨロシク。


Anne Murray/Take It Over In The Morning

Anne Murray

Take It Over In The Morning

Capitol LP

カナダを代表する女性シンガー、アン・マレーの1971年作。なによりもタイトル曲のRoger Nichols & Paul Williams作「Take It Over In The Morning」がすばらしい。ソフトロックファンにはShiloh Morningの74年発売のアルバムのヴァージョンが有名ですが、アン・マレーもほとんど同じアレンジです。というか年代的にShiloh Morningが影響を受けたんですね。ともすれば、中性的に聞こえるぐらい低めの声のアン・マレーですが、それもまたソフロ的かと。green C label。


Harpers Bizarre/As Time Goes By

Harpers Bizarre

As Time Goes By

Forest Bay LP

1976年発表の5枚目のアルバム。とは言っても実は、いったん解散した後、リーダーのテッド・テンプルマン抜きで作られた再結成アルバム。解散後数年でのメンバーの老け具合は尋常ではありませんが、内容はまったくもって極上の一品。76年という事もあって、AORテイストとバーバンク的ソフトロックサウンドが混じり合った、アーバンかつドリーミー。聞いてない方はぜひ、クルト・ワイルの名作「SPEAK LOW」のカヴァーを聞いてみるといいゾナマン。地味に書体違いで2種類のジャケがあります。


Bob Crewe Generation/Let Me Touch You

Bob Crewe Generation

Let Me Touch You

CGC LP

69年。ポップス界のヤンエグ プロデューサー、ボブ・クルーのポップインスト。"Wives and Lovers", "Moon River", "Two for the Road" などええ曲をバーバレラちっくに素敵カバー。A4, B3 はバーバレラ サントラからのリメイク演奏。arr. Charles Fox, Hutch Davie。


Hagood Hardy & The Montage/Montage

Hagood Hardy & The Montage

Montage

Pickwick LP

カナダ盤。カナダのキーボーディストHagood Hardyによるソフトロック/ポップスグループ。女性二人の透明感のあるボーカル、繊細で非常に洗練されたアレンジが魅力。Hagoodやバンドメンバーの曲のほか、Jobim曲やCarol Kingメドレーなど、多彩で完成度が高いサウンドが楽しめます。


Sounds of Sunshine/Love Means You Never Have to Say You're Sorry

Sounds of Sunshine

Love Means You Never Have to Say You're Sorry

Ranwood LP

70年代初期。コーラスポップス。ソフトロックよりは MOR 寄りだけど、ボーグス、サンドパイパーズ系がイケる口ならおすすめですぜ。とにかく甘いメロとハーモニーでまったりと。ある愛の詩のセリフ "愛とはけっして後悔しないこと" から引かれたタイトル曲を書いた Warner Wilder が中心人物と思われる。他に Wilder のオリジナルでは A2, B1,3, とかいい雰囲気。他、"Make it with you", "Rainy days and mondays" などカバー。"It's Impossible" も (ごく一部の方へ)。fe. Larry Muhoberac, Ray Pohlman, Don Ralke。


Hounds/From the Hounds with Love

Hounds

From the Hounds with Love

Stone LP

カナダ盤。スェーデンのバンドか?ポップな雰囲気。ソフトロック的な A3, B2,5 や、ビートポップ A6 など。"Feelin' Groovy" 演ってます。


Nirvana/Same (to markos 3)

Nirvana

Same (to markos 3)

Metromedia LP

70年 3rd。サイケデリック期の良作。管弦を交えた甘美なソフトサウンドで聴かせる。サントラみたいな流麗且つ精緻なアレンジがほどこされた本作のハイライト "Black Flower", "Love Suite" や、A1,5 などお試しを。


Birgit Lystager/Vores Eget Lille Sted / Christina

Birgit Lystager

Vores Eget Lille Sted / Christina

RCA 7'

デンマーク盤。デンマークのソフトロック歌姫。Antonio Adolfoの" Pretty World" と、子供達が歌う"Tristeza"のカバー "Christina"という、Birgit人気の2曲をカップリングしたお得なシングル!


Main Attraction,The/And Now

Main Attraction,The

And Now

Tower LP

(DH) シールド!68年。米タワーが送り込んだEternity's Childrenタイプの4人組ポップスバンド。収録曲の半分にあたるオリジナル楽曲を紅一点のJeanne Saloが書いている。傑作A1をはじめ、Jim Webbのナンバーや、最近オーストラリアのバンドAvalanchesがサンプリングしたA4 "Everyday"など、聴きどころ多し。アレンジャーはジェリーロス一派のJimmy Wisner。


Gimmicks/For Din Skull

Gimmicks

For Din Skull

Polydor LP

73年。スウェーデンの男女混成グループGIMMICKSの1973年作。Carol Kingの "It's Too Late" や ブラジリアンテイストたっぷりのJorge Ben "Pais Tropical" のカバーを始め、フォーキーからバカラック調まで、相変わらずの高品質ポップスが満載!まさにポップスアルバムのお手本のような作品です。


Accents/Yesterday, Today and a Touch of Tomorrow

Accents

Yesterday, Today and a Touch of Tomorrow

RCA Victor LP

70年。演奏もこなす3人組ポップヴォーカルグループ。"ソフトロック & スィートスィング" のサブタイトルどうりの好ポップス。"Stranger in Paradise", "Call Me" などよい雰囲気。他 "Mary in the morning" や、ゴフィン&キング曲などカバー。arr. Lee Holdridge。


OST (Dominic Frontiere)/On Any Sunday

OST (Dominic Frontiere)

On Any Sunday

Bell LP

71年 "栄光のライダー"。サントラつーこと忘れちゃいました。も?メンツがすごいね。Hellers の Sally Stevens や、Jackie "Robin" Ward、ラブジェネの John Bahler などコーラス陣に、Tommy Tedesco (g), Mike Melvoin (key), Carole Kaye (b), Tom Scott (sax) などなど、西海岸ではおなじみのメンツともいえるけど、この才能軍団が曇りないストレートでダイナミックなポップ演奏にそそがれているわけで、なにもいうことないっす! 作曲の Frontiere はエキゾシーンにも足跡を残すアコーディオン奏者&売れっ子劇伴作家。


Neighborhood/Big Yellow Taxi / You could be born again

Neighborhood

Big Yellow Taxi / You could be born again

Big Tree 7'

70年。男女混成ポップロックグループ。A面はジョニミッチェルのカバー。フリーデザインのカバーB面はアルバム未収。


Revelation/Same

Revelation

Same

Mercury LP

(SMSPL) 70年代初期? 詳細不明の混声コーラスグループ。全曲 Jimmy Webb 作品を歌うソフトロックアルバム。書き下ろし?の B3 "Shepherd's Daughter" や、"This is your life" などをはじめ、密度濃い良作。ミスティックムーズなどのニッチなレコードプロデューサー Brad Miller 制作、同じくMMO組 Richard Clements 編曲はちょっと不思議ね。


OST (Michael Brown, etc.)/Ultra Violet's Hot Parts

OST (Michael Brown, etc.)

Ultra Violet's Hot Parts

Kama Sutra LP

(SMSPL) 72年。元 Left Banke のマイケルブラウンが4曲提供、内2曲はこれまた元 Left Banke の Steve Martin が歌。残り2曲は Montage 名義。他、Bert Sommer, Allan Nicholls によるポップロックアルバムとなっております。映画は、アンディーウォーホルとの親交も知られる Ultra Violet を案内人とした、20年代からのポルノ映像史といった内容らしいよ。


Neighborhood/Debut

Neighborhood

Debut

Big Tree LP

(SOC) 70年。男女混成ポップロックグループ。Paul Williams & Jack Conrad 曲のポップな "Laugh" や、小ヒットしたらしいジョニ・ミッチェル曲 "Big yellow taxi"、Nichols & Williams 曲 "So many people" あたりよい雰囲気。


Barbara McNair/More Today Than Yesterday

Barbara McNair

More Today Than Yesterday

Audio Fidelity LP

(SMSPL) 69年。黒人女性ポップスシンガー。アルバムタイトルにもなっているソフトロック名曲をカバーしてます。ミディアムファンキーな B5 や、アレンジが良いしっとりした B3,4 あたりもリコメンド。


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