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ショウ・アンド・テル
Unknown (Jean Jacques Perrey)/Commercials in a Plain Brown Wrapper

Unknown (Jean Jacques Perrey)

Commercials in a Plain Brown Wrapper

Mad Ave. Records LP

(WOBC) 謎の珍盤。プロダクション物なのかコメディなのかアートなのか、クレジットもネット上の情報も皆無。わかっているのは、Jean Jacques Perreyの曲の上で、CMやドラマ風のくだらなさそうな喋り(ゲイがテーマのかなり下品なコメディらしい)をラジオスポット風に仕立て、大量に収録してあるということだけ。どう考えても無許可使用じゃないかと思ったんですが、米Cool & Strange Music Magazineの編集長がこの盤をPerry自身から貰った、という情報もあり、制作に関わったか知り合いだったかしたみたいですね。


C.Gleaves/Carnival of Love

C.Gleaves

Carnival of Love

Onavoc LP

74年。ナッシュビルでOnavocという小さなレコード会社を経営するC. GLEAVESという男が突発的に作り上げた奇妙なレコード。カントリーを基調にしているのだが、スパニッシュ、ハワイを始めとするリゾートエキゾ的な要素がふんだんに盛り込まれており、おまけに自由気ままな変拍子の連続と異様な完成度。西部の砂漠で地中海を妄想している狂人の頭の中を覗いたような気分。別な形のアシッドサイケ、あるいはエキゾと言ってしまってもいいかもしれない。プライベート盤かくあるべしの一枚!なおポスターとジグソーパズルが付属していたようですが、今回はナシ。


Marr'Del/The Mystery of Love

Marr'Del

The Mystery of Love

MSP LP

79年。Irma Grenほどオカルティックでなく、Anne Lee Pattonほどイっちゃってない、でも素朴でスピリチュアルで愛らしくもあるオハイオの女性ヒッピーフォークサイケ名盤。一度も習ったことのないギターやオートハープを弾きながら自作の詩を歌ったり語ったり。静かで自由で深く、聴く者を惹きつける魅力がある。本人の手元にあったわずかなシールド盤が多少流通したらしく、おそらくその一枚だと思われます。


Novelty (Dick Boyell) /Music To Move Families By

Novelty (Dick Boyell)

Music To Move Families By

Allied Van Lines LP

69年? アメリカの大手引っ越し業者アライドバンラインズ社制作の、音楽による世界引っ越し旅行ともいうべきCMノベルティレコード。CMやライブラリで多くの作品を残しているシカゴの作編曲家 Dick Boyell が音楽を担当。ハリウッドジャズ、ゴーゴー、ブラジル、ボサ、フレンチなど、様々な音楽スタイルを披露してます。一曲の中でアレンジがめまぐるしく変わるB2が圧巻!引っ越しの手引きを記した小冊子付き!


Del Close & John Brent/How to Speak HIP

Del Close & John Brent

How to Speak HIP

Mercury LP

Pet Soundsセッションの「HANG ON TO YOUR EGO」の冒頭で、ブライアンが「このレコードを知ってるかい?」と紹介し、ダン・ヒックスがベストアルバムに名を挙げたジャズのクールでヒップなスラングを教える伝説的なビートニクス・コメディスポークンアルバム。デルとジョンの二人は、ジョン・ベルーシを輩出した即興劇団「セカンドシティ」の出身。残念ながらブックレットはなし。


Lynn Rockwell/Same

Lynn Rockwell

Same

Cherokee LP

6?年。死ぬほどナイスジャケ!4歳でタップダンスを始め、11歳から音楽を習得。オルガン、サックス、クラリネット、フルート、ドラムを一人で操るワンマンバンドとしてナイトクラブに出演。もちろん歌やコメディも交え、夜な夜なお客さんを楽しませる。そんな浅草芸人っぽい彼の経歴がこのイイ顔に見事に現れております!"String of Pearls" "Begin the Beguine"などのカバー曲と、1/3がオリジナルナンバー。今一番いい湯加減のラウンジミュージック!


V.A/Rock Fantasy

V.A

Rock Fantasy

K-tel LP

75年。カナダのK-TELからリリースされた、動物の世界に迷い込んだ人間を描いた子供向けロックミュージカル。オリジナルが65年のためか曲はロックンロール中心。アーティストネームが全員動物をもじった名前のため、誰がやってるのかよくわからないが、歌い方が動物っぽくてストレンジな味わい。90年代にカナダの別なバンドによって再演されたという情報アリ。


Geraldine and Ricky/Same

Geraldine and Ricky

Same

Christ for the World LP

デターー!!SONOTAウェブショップのトップページにも使われているキモい系腹話術宣教ユニット、ジェラルディン&リッキーの代表作!それなりに可愛いリッキーくんの歌もいっぱい収録!


Del Staton/Seduction!

Del Staton

Seduction!

Art Sound LP

61年。有名なセクシャル・ビートニクスポークンアルバム。"Dr" Billy Rogersによる、女性をお持ち帰りするバーの常連客の話。Del Statonによるジャジーなギターをバックに、口説き口説かれる男と女。ちなみに"Dr"はドクターではなく"Drunk"の略だそうですw


Merrill Clark/I'm Man Operating Engineer

Merrill Clark

I'm Man Operating Engineer

EXPAND LP

76年。ストレンジ有名盤!重機を操る逞しい男、それが彼。自らキャタピラマンを名乗る現役肉体労働シンガーソングライターによる、重機万歳カントリーソングの数々!半分以上が自作曲です。


Jeff Steinberg/Something Special

Jeff Steinberg

Something Special

Hymtone LP

フックを装着した右手でマイクを持ち、右足よりかなり短い左足で立ち、神への感謝を歌い上げるジェフくん。生まれつきの彼の障害は、しかしそのまま彼のキャリアとなり、2005年現在も超多忙なスケジュールな中、彼は歌唱活動を続けている。惜しむらくは、せっかく装着したフックをパーカッションとして使っていないことだ。と、俺以外の誰かが言ってました。


Spoken (Nrr. Dr.Dallas F. Billington)/This is Your Funeral

Spoken (Nrr. Dr.Dallas F. Billington)

This is Your Funeral

LP

66年。シールド!「これがあなたの葬式です」。数ある宗教スポークンものの中でも、ジャケのインパクトでは一二を争う衝撃の棺ジャケ!!存在だけは知ってたけど実物見たの俺も初めてだわ。整然とした色味や品のいいフォントも含めて、決してオカルトになっていないところがじっとりした恐怖を誘う。まさにIncredibly Strangeな一枚!


Peace Ringers/Volume II

Peace Ringers

Volume II

Band'n Vocal LP

70年代? カリフォルニアの教会に所属する15〜26歳の青少年たちによる、ハンドベル(よく隠し芸とかでやってるやつですね。)楽団の自主制作盤。このコたち、全米ツアーを行うほどの腕前なんですが、B3ペリキンのキングスレーの名曲「POP CORN」を選んだのは、ずいぶん楽しい失敗でしたかね。


Merrill Womach/Happy Again

Merrill Womach

Happy Again

New Life LP

(SPL) 1961年の飛行機事故によるヤケドが目印のクリスチャンシンガー、ウーマックさん。事故後もそのやけただれた顔で精力的にレコードを出し続けてきましたが、その集大成とも言えるのがこのアルバム。事故から13年間の彼の生活ぶりや、黒焦げの顔面、手術シーン、悩む家族、担当医のインタビューなどが収められたを収めた30分の映画から数カットが内ジャケに掲載されています。白人ゴスペルながら曲の方もなかなかグルーヴィー!


Merrill Womach/In Quartet

Merrill Womach

In Quartet

New life LP

ウーマックのいわゆる「ヤケド後増殖ジャケ」。事故以前にもおなじアイデアで一人コーラス隊アルバムを出してますが、今回はミラーボールの下で増殖した一人カルテット。飛行機事故から16年後の1977年。結局このシトは、敬虔なクリスチャンというより、自分大好き人間なんじゃないんすかね。


Heino/Great Hits No.5

Heino

Great Hits No.5

Peters LP

ベックが自身のシングルのジャケに盗用したりしてアメリカの好き者たちの間ではすでに定番奇人に認定されているブロンドのロンパリ怪人ハイノ。ゲルマンの心を朗々と歌い上げるドイツのもすけさんのベスト盤。


The Addicts/The Addicts Sing

The Addicts

The Addicts Sing

Word LP

宗教ストレンジ有名盤!9名の麻薬患者たちによる合唱団。バンに乗って全国を回り、自らのリアルジャンキー体験を歌って聴かせていたようです。今何人生きてるのかなあ...。


Erick/Amen!

Erick

Amen!

Rainbow LP

キター!キモ系グレートジャケ腹話術宗教スポークン!こいつの肌質がやけにリアル。


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