←shopはこちら Manuaal of Errors SONOTA
スキャットという発明
Milan Kymlicka/In The Evening

Milan Kymlicka

In The Evening

KANATA LP

チェコスロバキアからカナダに帰化したコンポーザー。その後CTL関連アーティストとして数々の映画音楽やオーケストラ作品を残すが、本作は最初期の70年に制作されたライブラリ作品で、その後レーベルを変えて何度かリリースされ直している名作。タイトル通り全編スキャットに彩られたクワイエットな曲が多い中、A6、B5など、Hugo Montenegroの名作「Lady in Cement」テイストのグルーヴィーなナンバーが現れるのも魅力!


Nasza Basia Kochana/Same

Nasza Basia Kochana

Same

Muza LP

ポーランド盤。御存知ポーランドの7人組によるヨーロッパ最強のソフトロック/ボサ/コーラスグループの珠玉のアルバム!この上なく美しいメロディとハーモニーワーク。素朴さと洗練、開放感と静謐さが完璧なバランスで同居する、まさに東欧の奇跡!全体的にボサソフトロックタイプ曲が多いですが(マジでポーランド語がポルトガル語に聴こえる!)、中にはファンキーだったりフォーキーだったりする曲もあって、それがまたことごとく完成度が高く、本当に捨て曲ゼロの大傑作です。


Ford (Vo. Samantha Jones)/The T-C Theme

Ford (Vo. Samantha Jones)

The T-C Theme

7'

英国フィメールシンガー、元ヴァーノンズ・ガールズのサマンサ・ジョーンズが歌うFord社のノベルティソング。プロデュースは「Teenage Opera」で知られる敏腕プロデューサーMark Wirtz。相場も下がってきたことだし、ソフロファン、コーラスファンはこの機にぜひ!


Don Costa/Echoing Voices and Trombones

Don Costa

Echoing Voices and Trombones

United Artists LP

60年代初期? 名アレンジャー/プロデューサーのステレオアクション系アルバム。コーラスをフィーチャーして、ボブトンの Mmm Nice の向こうを張った楽しいアレンジで聴かせます。Day In Day Out、Just In Time、Skyliner などスタンダード系の選曲。Bobby Byrne、Terry Snyder などコマンドレーベルでもお馴染みの演奏陣です。fe. Joe Venuto, Al Caiola, etc。


Laurie Bower Singers/Got a Feelin' for Love

Laurie Bower Singers

Got a Feelin' for Love

United Artists LP

カナディアン・タレント・ライブラリーを代表するアレンジャー/プロデューサーLaulie Bower率いる混声コーラスグループの76年作。Ben McPeekとJimmy ToshのプロジェクトMutual Understandingsで甘美な歌声を聴かせたコーラスグループと言えばハナシが早いでしょうか。ソフトロックとイージーリスニングのいいとこ取りをしたようなCTLならではの懐の深いサウンド!Ben McPeekのナンバーもやってます。


Air France/Escale-Party

Air France

Escale-Party

Concert Hall LP

2LP。素晴らしいジャケットに飾られたAir Franceのノベルティアルバム。制作・アレンジは、各方面で人気のフランスの音楽職人Vladimir CosmaとDaniel Janin。「音楽で世界旅行」というよくある趣向なんですが、"Ma-na-ma-na" "Suger Suger" Shocking Blue "Venus"のイカしたカバーをはじめ、Janin自身がプロデュースしたNancy Holloway版の "Hurt So Bad"も収録して、人気の一枚になってます。スキャット入りのボサ佳曲 "Bossa Arangua"も素敵!


Roger Webb/Vocal Patterns

Roger Webb

Vocal Patterns

De Wolfe LP

めでたくCD再発された「Vocal Shade」ですっかりおなじみになったRoger Webbとスキャットの女王Barbara Mooreの名コンビによるもう一つの超名作ライブラリ作品!ソフロ解釈ばっちしのアップテンポな曲から美メロのソフトボサまで、これでもかというオサレチューンズ満載!わりと派手なソリがありますが再生には問題ありません。


Bob Thompson/Mmm, Nice!

Bob Thompson

Mmm, Nice!

RCA Victor LP

(SMSPL-L) MONO。60年。前年の Just for Kicks に続くコーラス&スキャットフィーチャーのラウンジポップス言わずと知れた超名作!


Al Baculis Singers/Same

Al Baculis Singers

Same

Birchmount LP

(DH) カナダ盤。60年代後期?ケベック州からの混声ポップコーラスグループの好作。軽妙な雰囲気で聴かせるワルツタイムの A3, アフロキューバン風味の A5, B1,3 などリコメンド。他 "The more I see you", "A Man and A Woman" など選曲。全編英語です。編曲を担当する Al Baculis はジャズ サックス&クラリネット奏者で、この時期は放送業界で作編曲家として活躍してました。


Les Baxter/Sensational!

Les Baxter

Sensational!

Capitol LP

(SMSPL) MONO。60年代前半。ピアノ + コーラス、そして得意のエキゾパーカッションを絡めて送るレスバク流映画音楽集。"I Concentrate on You", "Calcutta", "Vereda Tropical", "It's a Big Wide Wonderful World!", etc。


Ray Conniff/I Love How You Love Me

Ray Conniff

I Love How You Love Me

Columbia LP

全編コーラスがキラキラと楽しくて、良い曲のカバーもドッチャリ入ってて、それでいてリーズナブルなレコードはなあに?答えはRay Conniff Singers! オールドタイミーで多幸感溢れるサウンド&コーラスにうっとりです。 パパパスキャットがかわいいHold Me TightやグルーヴィなSunnyもいいですが、なんといっても壮大なWichita Linemanに感動してしまいます。


Percy Faith/For Those In Love

Percy Faith

For Those In Love

Columbia LP

68年。コーラス入りのポップヒット集。女声のみのコーラスでスマートな仕上がり。I Say a Little Prayer、Never My Love、Don't Sleep in the Subway、Sunny などなど、選曲面も合わせてソフトロックファンにもお薦めできる好作。特にタイトル曲は強力ですよ〜!


Percy Faith/Leaving On A Jet Plane

Percy Faith

Leaving On A Jet Plane

Columbia LP

70年。ヤング混声コーラス入りポップヒット集。ロックから Wedding Bell Blues、Something、エキゾポップ Let Go (オサーニャの歌)、サントラ系 Ballad of Easy Rider など、各方面に目配せのきいた選曲となっておりやす。white logo label。


Berry Lipman/The Most Beautiful Girls in the World

Berry Lipman

The Most Beautiful Girls in the World

BASF LP

ドイツ盤。ドイツの名アレンジャー、Lipmanの代表的名曲"Girls From Paramaribo"が収められた、全編スキャットとおしゃれで洗練されたアレンジがちりばめられた素敵なアルバム.昔はかなりお高いアイテムでしたが、今は買いやすくなってますので、この機会にぜひ☆試聴したらトリコになるだすよ。


Migiani Grand Orchestre/Bravo Becaud

Migiani Grand Orchestre

Bravo Becaud

RCA Victor LP

(A4終わりに少しキズノイズあり) 63年。フレンチイージーリスニングの裏番、ミジアーニ楽団による大人気アルバム。シャンソンの大御所Gilbert Becaudのカバー集です。ラテンジャズ楽団+ストリングス+女性スキャットという最強の編成で、豪華なジャズグルーヴやボサ、キューバンなど様々なアレンジスタイルの楽曲を演奏していきます。ロシュフォールの恋人たちファンにアタックするであろう名曲 "Viens" や、高速ジャズの " Heureusement Y’a Les Copains" などは、今の気分にジャストマッチ!もちろんエールフランスジャケも最高!


Alan Moorhouse/Beatles - Bach - Bacharach Go Bossa

Alan Moorhouse

Beatles - Bach - Bacharach Go Bossa

mfp EMI LP

(SMSPL) 音楽界の3大B、バッハ、ビートルズ、バカラックを、UKライブラリ界のポップオーケストラ職人Moorhouseがボサノバで料理!薄ら入る女性パパパスキャットも素敵な "I say a Little Prayer" "I'll never fall in Love"などのバカラック名曲や "Fool on the Hill" のクールな解釈、現代的に生まれ変わったバッハの "Air on a G String" など聴き所多し!


Voices in Latin (Barbara Moore)/Somethin' Cool

Voices in Latin (Barbara Moore)

Somethin' Cool

Pulsar LP

(SMSPL) 御存知英国スキャットの女王にして、優れたコンポーザー/アレンジャーでもあるバーバラ・ムーアの大傑作。近年彼女の再発を進めるEMレコードさんによれば、Voices in Latin名義の録音メンバーは、彼女のセッション仲間だったジョニー・エヴァンスとガイ・フィッシャーで、この三人はアニタ・カー・シンガーズのUKアクトの務めたりもしたそうです。ほとんどの曲をバーバラが作曲、アレンジ。ほかにBacharachの "Look of Love"などもやってます。ホントに捨て曲なしの超名盤!


Banda Veneno Internacional/SAME

Banda Veneno Internacional

SAME

fontana LP

72年。ブラジル盤。 毒入り危険。聴いたら死ぬで。 なんちゃって。 ナイス毒ジャケ!! Berry Lipmanの人気曲The Girl from Paramariboをカヴァー!


Jack Parnell/Braziliana

Jack Parnell

Braziliana

Sounds Superb LP

ベルギー盤。ブラジリアン人気盤。 Jack Parnellの超アッパー営業仕事が炸裂!コーラスはロジャー・クックとのBlue Minkでソフトロック・ファンにもおなじみのMadeline Bell。 フロアで一度は耳にしたことがあるはずの"Tristeza"や"One Note Samba"の素晴らしいカバー、1977年ならではのファンキーチューン"Deixa Isso Pra La"など、どこに針を落としても聴きどころいっぱいです。


Rita Moss/Talk To Me, Tiger !

Rita Moss

Talk To Me, Tiger !

Dot LP

66年。女性ジャズシンガー&鍵盤奏者。ハイトーンの奇麗な声で聴かすバラード系から、ラウンジーで、軽妙な曲まで。前者では Misty、後者ではオリジナルのスキャット曲 B5 や、My Melancholy Baby など。なかなか美味。


←shopはこちら